ひと昔前の民家を改造し、外観もまた店内も田舎風で素朴な雰囲気。趣のある佇まいだ。私が食べたのは「ゐなか(ざる)うどん」(600円)。右がその写真。漂白していないのか、真っ白ではないのが嬉しい。うどんが出来るまでセルフのおでんを食べる。おでんはどれも120円。下(右)の写真は大降りの大根。上品な味で美味しい。
うどんはかなりコシがある。いや、コシというよりも硬い。半端じゃなく硬い。かといって、芯があるわけではない。よくこねられている。こんなにコシの強いうどんは初めてかもしれない。つゆはあっさり。あまり特徴があるようには思わなかった。しかし、硬い麺とのバランスでベストマッチなのであろう。
特筆すべきは同店のハイコストパーフォーマンス。このページの下のほうにメニューの一覧(一部のみ)を掲載したのでご参照願いたい。とにかく安いのだ。メニューを見たときにまず驚いたのは1000円以上のものが無いことだ。つまり高級店を標榜しているのではなく、あくまでも大衆料金であることが嬉しい。雰囲気がいいのに加えて店員さんの明るさ、応対も気持ちがいい。是非一度は行っておきたい店である。