おそばのはなし 卯月

愛知県で「愛・地球博」が開催され、連日、大変なにぎわいをみせています。
そこで今月は、おそばにとっては親戚筋にあたる、名古屋名物の「きしめん」についてのお話です。

「きしめん」という名称の由来は、雉子(きじ)の肉をいれた「雉子めん」や、紀州から伝わった「紀州めん」がなまったものともいわれ定説はないようです。

名古屋出身の作家・清水義範はユーモアを交えた小説「蕎麦ときしめん」の中で、こんな自説を展開します。
そばを〔人〕、汁を〔社会〕と考えるなら東京を象徴する「ざるそば」は、そばと汁が離れていて、人と社会も必要最小限の範囲でかかわりを持つ。
これに対し、名古屋を象徴する「きしめん」は、
最初から汁の中につかっていて、個人というものが、社会の中に埋没している。
麺が平べったいのは、より多くの社会という汁に
ひたれるからだ、と。
そばときしめん。それぞれ異なる食文化ですが、どちらも地球博で人気のメニューになることは間違いないでしょう。

「しげの」の麺は、ご家庭で手輕に美味しくご賞味いただけるよう熟成乾燥させた乾麺です。
昔ながらの職人技を活かした深い味わいやコシの強さ、シコシコとした歯応え のどごしのよさ、保存しやすさなどが高く評価され 心のこもった贈り物として世代を超えた多くのお客様から大変喜ばれております。

きしめんやそばの長さは昔から長寿などの永い繁栄を象徴してきました。
地球の自然環境と私たちが、仲良く、永続的に発展できるよう、この機会に考えてみませんか。

茂野製麺㈱広告 朝日新聞千葉版 2005年4月 掲載